1.腫瘍内科学の卒前・卒後教育
近年におけるがん罹患者およびがん死亡者の急増を背景に,外科主体であった我が国のがん診療体制が変革を余儀なくされている.変革の中心はがんの薬物療法を担う腫瘍内科医,放射線治療を担う放射線腫瘍医,緩和医療を担う緩和ケア医など臓器横断的がん治療専門医と外科医,内科医など臓器別がん専門医との有機的ながん診療体制の再構築である.これからのがん診療体制における司令塔としての役割が期待されている腫瘍内科医の育成を目指した現在の教育状況について解説した....
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| Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 98; no. 8; pp. 1925 - 1931 |
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本内科学会
2009
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
| DOI | 10.2169/naika.98.1925 |
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| Summary: | 近年におけるがん罹患者およびがん死亡者の急増を背景に,外科主体であった我が国のがん診療体制が変革を余儀なくされている.変革の中心はがんの薬物療法を担う腫瘍内科医,放射線治療を担う放射線腫瘍医,緩和医療を担う緩和ケア医など臓器横断的がん治療専門医と外科医,内科医など臓器別がん専門医との有機的ながん診療体制の再構築である.これからのがん診療体制における司令塔としての役割が期待されている腫瘍内科医の育成を目指した現在の教育状況について解説した. |
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| ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
| DOI: | 10.2169/naika.98.1925 |