4.甲状腺超音波検査の進歩とその応用

現在の甲状腺疾患診療において,超音波検査はなくてはならない画像診断ツールとなっている.甲状腺腫瘍性病変では,Bモード法のパターン認識により甲状腺乳頭癌の鑑別が可能となってきている.そして,カラードプラ法やエラストグラフィによる甲状腺濾胞癌の術前診断に期待がもたれている.甲状腺中毒症では,Basedow病と無痛性甲状腺炎の鑑別においてカラードプラ法の有用性が示されている....

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Bibliographic Details
Published in日本内科学会雑誌 Vol. 99; no. 4; pp. 726 - 732
Main Authors 平岩, 哲也, 花房, 俊昭
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 2010
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ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.99.726

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Summary:現在の甲状腺疾患診療において,超音波検査はなくてはならない画像診断ツールとなっている.甲状腺腫瘍性病変では,Bモード法のパターン認識により甲状腺乳頭癌の鑑別が可能となってきている.そして,カラードプラ法やエラストグラフィによる甲状腺濾胞癌の術前診断に期待がもたれている.甲状腺中毒症では,Basedow病と無痛性甲状腺炎の鑑別においてカラードプラ法の有用性が示されている.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.99.726