記譜法を使用する発音教授の実現可能性

数百年に渡り、言語と音楽は深く繋がれていると思われ続けた。事実、語学学習を目的にとしての音楽学習を薦める語学教師と機構も見られる。しかし、実際に言語と音楽の相互関係をテーマとする研究はそう多くはない。言語と音楽は果して繋がりあるのか?音楽学習は実際に語学学習の役に立つのか?二つの疑問の答えを求めるため、本論文は言語と音楽の繋がりを探究することと記譜法を使用する発音教授の論理性と実現可能性をメインテーマとする。常用されている幾つかの発音教授法の説明、発音教授の際に出くわす問題点、発音と音楽の繋がりを調査する研究の議論と記譜法を使用するイントネーション、音節(syllable)と強勢(stress...

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Published in開智国際大学紀要 Vol. 21; no. 2; pp. 139 - 147
Main Author ソ, ワイロン ヴァリアント
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 学校法人 開智学園 開智国際大学 15.03.2022
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ISSN2433-4618
DOI10.24581/kaichi.21.2_139

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Summary:数百年に渡り、言語と音楽は深く繋がれていると思われ続けた。事実、語学学習を目的にとしての音楽学習を薦める語学教師と機構も見られる。しかし、実際に言語と音楽の相互関係をテーマとする研究はそう多くはない。言語と音楽は果して繋がりあるのか?音楽学習は実際に語学学習の役に立つのか?二つの疑問の答えを求めるため、本論文は言語と音楽の繋がりを探究することと記譜法を使用する発音教授の論理性と実現可能性をメインテーマとする。常用されている幾つかの発音教授法の説明、発音教授の際に出くわす問題点、発音と音楽の繋がりを調査する研究の議論と記譜法を使用するイントネーション、音節(syllable)と強勢(stress)の教授法の見本はすべて本論文に含まれている。COVID-19 の状況を踏まえて、本研究では一時的に執筆者を唯一の被験者とし、そして将来の発音教授と記譜法に携わる研究の基礎になることを目的とする。
ISSN:2433-4618
DOI:10.24581/kaichi.21.2_139