ピークサーチとデータベース参照を必要としない新たなLIBSスペクトルデータ分析法

周期表上の各元素はLIBS分析において其々固有のピークスペクトルを持つ.このため,分析試料からの各ピーク波長を識別することにより,試料の化学組成 を判別することができる.また,これが,一般的な試料同定手法となっている. しかしながら,種々の測定条件により,このピークサーチの作業は,非常に骨 の折れる作業である.本研究では,機械学習の手法を用いた,標準試料のみを 用い,データベースの参照もピーク波長のサーチも行わない新たなLIBSスペク トルの分析方法を提案する....

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Published in知能と情報 Vol. 35; no. 1; pp. 561 - 566
Main Authors 岡崎, 航大, 幕内, 悦予, 藤本, 勝成, 長山, 咲子, 阿部, 雄太, 川上, 智彦, 横田, 裕海, 大高, 雅彦
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 日本知能情報ファジィ学会 15.02.2023
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ISSN1347-7986
1881-7203
DOI10.3156/jsoft.35.1_561

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Summary:周期表上の各元素はLIBS分析において其々固有のピークスペクトルを持つ.このため,分析試料からの各ピーク波長を識別することにより,試料の化学組成 を判別することができる.また,これが,一般的な試料同定手法となっている. しかしながら,種々の測定条件により,このピークサーチの作業は,非常に骨 の折れる作業である.本研究では,機械学習の手法を用いた,標準試料のみを 用い,データベースの参照もピーク波長のサーチも行わない新たなLIBSスペク トルの分析方法を提案する.
ISSN:1347-7986
1881-7203
DOI:10.3156/jsoft.35.1_561