クロール泳法リカバリ動作に関する運動評価の一試み

本研究では, 最も基本的な泳法であるクロール泳法について, 上肢のリカバリ動作の評価を試みるものである. 上肢のリカバリ動作は, ビデオカメラを使用し動作解析によって計測する. 測定した運動結果より, 上肢7リンク剛体リンクモデルを用いて動力学解析を行う. 上肢各関節の関節トルク及び関節力から各関節の負荷を評価し, また, エネルギ消費を用いて関節パワーを求め, リカバリ動作の評価を行った. これらの値を用いて, リカバリ動作を定量的に評価した. 我々の評価手法は, 水泳運動のトレーニング評価や指導法に有効である....

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Published in水泳水中運動科学 Vol. 7; no. 1; pp. 41 - 49
Main Authors 長井, 力, 齋藤, 和成, 土岐, 仁
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 日本水泳・水中運動学会 2004
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ISSN1880-6937
1880-7097
DOI10.2479/swex.7.41

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Summary:本研究では, 最も基本的な泳法であるクロール泳法について, 上肢のリカバリ動作の評価を試みるものである. 上肢のリカバリ動作は, ビデオカメラを使用し動作解析によって計測する. 測定した運動結果より, 上肢7リンク剛体リンクモデルを用いて動力学解析を行う. 上肢各関節の関節トルク及び関節力から各関節の負荷を評価し, また, エネルギ消費を用いて関節パワーを求め, リカバリ動作の評価を行った. これらの値を用いて, リカバリ動作を定量的に評価した. 我々の評価手法は, 水泳運動のトレーニング評価や指導法に有効である.
ISSN:1880-6937
1880-7097
DOI:10.2479/swex.7.41