支部だより 北海道支部活動
「はじめに」2020年初春からのコロナ禍は, 少なくとも本稿を書いている時点では未だ収束への出口が見えない状態が続いており, 北海道地区の学会員の教育・研究活動にも大きな影響を与え続けています. 研究活動や交流の制限は, 研究室や大学から国内外まで, 多岐にわたっており, 無論その大半が深刻な問題となっています. しかしながら, 他の様々な分野と同様, 我々の教育・研究の中でもこの危機的な状況を乗り越えるための新たな取組も多数生まれ, DX(デジタルトランスフォーメーション)の波が押し寄せています. 今回の支部だよりでは, 私が所属する北海道大学の活動を中心として, 北海道支部が体験しているコ...
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Published in | 生物物理 Vol. 62; no. 1; pp. 71 - 72 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本生物物理学会
2022
日本生物物理学会 |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0582-4052 1347-4219 |
DOI | 10.2142/biophys.62.71 |
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Summary: | 「はじめに」2020年初春からのコロナ禍は, 少なくとも本稿を書いている時点では未だ収束への出口が見えない状態が続いており, 北海道地区の学会員の教育・研究活動にも大きな影響を与え続けています. 研究活動や交流の制限は, 研究室や大学から国内外まで, 多岐にわたっており, 無論その大半が深刻な問題となっています. しかしながら, 他の様々な分野と同様, 我々の教育・研究の中でもこの危機的な状況を乗り越えるための新たな取組も多数生まれ, DX(デジタルトランスフォーメーション)の波が押し寄せています. 今回の支部だよりでは, 私が所属する北海道大学の活動を中心として, 北海道支部が体験しているコロナとの格闘と新たな息吹について述べさせていただきたいと思います. 「生物物理学会北海道支部 - 東北支部合同例会」北海道支部の最も大きな活動の一つであり長年にわたり継続されてきた北海道支部例会ですが, 旭川医科大学を会場に2020年3月に開催予定だった2019年度の例会はコロナ禍のため残念ながら中止になりました. |
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ISSN: | 0582-4052 1347-4219 |
DOI: | 10.2142/biophys.62.71 |