中学校・高等学校における継続的なインターネット依存・ゲーム障害の予防教育の授業実践

中学校・高等学校において,継続的に実施可能なインターネット依存・ゲーム障害予防教育のためのカリキュラムを開発し授業実践を行った。120名の生徒を対象に,中学2年生の2018年度~高校2年生の2021年度で,特別活動の時間,情報,保健,理科,家庭科など複数の教科の授業において実施した。授業実践を通した生徒のインターネット依存傾向,ゲームの利用時間の変容などについて分析することで,授業実践の成果と課題について検討したところ,生徒のインターネット依存傾向は全体的に改善され,ゲームの利用時間も減少し,授業実践終了後もその状態が継続されていることが確認された。...

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Bibliographic Details
Published inコンピュータ&エデュケーション Vol. 53; pp. 82 - 85
Main Author 鶴田, 利郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 CIEC 01.12.2022
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ISSN2186-2168
2188-6962
DOI10.14949/konpyutariyoukyouiku.53.82

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Summary:中学校・高等学校において,継続的に実施可能なインターネット依存・ゲーム障害予防教育のためのカリキュラムを開発し授業実践を行った。120名の生徒を対象に,中学2年生の2018年度~高校2年生の2021年度で,特別活動の時間,情報,保健,理科,家庭科など複数の教科の授業において実施した。授業実践を通した生徒のインターネット依存傾向,ゲームの利用時間の変容などについて分析することで,授業実践の成果と課題について検討したところ,生徒のインターネット依存傾向は全体的に改善され,ゲームの利用時間も減少し,授業実践終了後もその状態が継続されていることが確認された。
ISSN:2186-2168
2188-6962
DOI:10.14949/konpyutariyoukyouiku.53.82