世界最高齢社会としての秋田県 その医療の現状と将来展望
「少子高齢社会と地域医療 - 秋田県の挑戦 -」を今学会のメインテーマに定めた学会長の熱い想いが秋田県の医療界を代表する6名の演者から発表された. すなわち厚生連を代表して本部企画管理部の佐藤さん, 秋田県健康福祉部から佐々木さん, 厚生連病院の中で唯一在宅療養支援病院としての役目を担っている湖東厚生病院の中鉢さん, 秋田県総合診療・家庭医研修センター長の厚生医療センター斉藤さん, 秋田県医師会からは常任理事で「あきたハートフルネットワーク」を主導されている島さん, そして秋田大学医学部附属病院長の羽渕さんに, それぞれの立場から現状報告と将来展望を語っていただいた. まさに本学会のメインイベ...
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Published in | 日本農村医学会雑誌 Vol. 64; no. 6; pp. 997 - 1000 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本農村医学会
31.03.2016
日本農村医学会 |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0468-2513 1349-7421 |
DOI | 10.2185/jjrm.64.997 |
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Summary: | 「少子高齢社会と地域医療 - 秋田県の挑戦 -」を今学会のメインテーマに定めた学会長の熱い想いが秋田県の医療界を代表する6名の演者から発表された. すなわち厚生連を代表して本部企画管理部の佐藤さん, 秋田県健康福祉部から佐々木さん, 厚生連病院の中で唯一在宅療養支援病院としての役目を担っている湖東厚生病院の中鉢さん, 秋田県総合診療・家庭医研修センター長の厚生医療センター斉藤さん, 秋田県医師会からは常任理事で「あきたハートフルネットワーク」を主導されている島さん, そして秋田大学医学部附属病院長の羽渕さんに, それぞれの立場から現状報告と将来展望を語っていただいた. まさに本学会のメインイベントにふさわしいシンポジウムであった. 世界最高齢社会が現実のものとなっている秋田県医療の現状と, さらに急速に進む超高齢化, 少子化と生産年齢人口の減少社会を展望し, どのような対策を講じていくのか, 本シンポジウムに参加された方は等しく共鳴する部分が多く, それぞれ地元の地域医療のあり方を将来展望する上で参考になった点が多かったと思う. |
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ISSN: | 0468-2513 1349-7421 |
DOI: | 10.2185/jjrm.64.997 |