予防医療・介護予防における家族見守り型保健医療福祉支援情報システムの設計アプローチと課題

超高齢社会を迎えた日本では,保健医療福祉分野の情報化,および,予防医療・介護予防の推進は重要な課題である。筆者らはこれまでに住民情報(集合知)と専門知を用いた新しい保健医療福祉支援情報システムを設計・提案してきた。本研究では,このシステムをもとに,保健医療福祉分野における予防医療・介護予防に向けて,「住民情報」および「家族見守り」を用いた保健医療福祉支援情報システムの構築を目指している。そのために,保健医療福祉を取り巻く環境等を把握し,予防医療,認知症予防,介護予防の支援情報システムの設計を通じて,家族見守り型保健医療福祉支援情報システムの設計アプローチの要点と課題について考察する。...

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Bibliographic Details
Published in日本経営診断学会論集 Vol. 21; pp. 59 - 65
Main Authors 横山, 淳一, 後藤, 時政, 永井, 昌寛
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本経営診断学会 2021
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ISSN1882-4544
DOI10.11287/jmda.21.59

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Summary:超高齢社会を迎えた日本では,保健医療福祉分野の情報化,および,予防医療・介護予防の推進は重要な課題である。筆者らはこれまでに住民情報(集合知)と専門知を用いた新しい保健医療福祉支援情報システムを設計・提案してきた。本研究では,このシステムをもとに,保健医療福祉分野における予防医療・介護予防に向けて,「住民情報」および「家族見守り」を用いた保健医療福祉支援情報システムの構築を目指している。そのために,保健医療福祉を取り巻く環境等を把握し,予防医療,認知症予防,介護予防の支援情報システムの設計を通じて,家族見守り型保健医療福祉支援情報システムの設計アプローチの要点と課題について考察する。
ISSN:1882-4544
DOI:10.11287/jmda.21.59