がん医療現場での専門職者間の連携・協働を目指すチーム医療教育(シンポジウム「チーム医療教育をどうするか?-チーム医療の時代の従事者の教育-」,<特集>第38回大会(2012年度)神戸市看護大学)

医療の質が問われる現在、がん医療現場でのチーム医療は必要不可欠であるが、実際には複数の専門職者間の連携・協働がうまく機能しないこともある。専門職者間の連携・協働を目指すチーム医療教育という視点から、神戸市看護大学大学院のがん看護専門看護師教育と6大学連携オンコロジーチーム養成プランによる教育に関して具体例を踏まえて紹介した。最後にがん看護専門看護師の養成を実践している教育の立場の意見として、看護実践から得た経験知やエビデンスを蓄積し自らの能力拡大を図り、新たな役割を開発し改革していくことが役割拡大につながるとの考えを述べた。...

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Bibliographic Details
Published in保健医療社会学論集 Vol. 23; no. 2; pp. 26 - 31
Main Author 鈴木, 志津枝
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本保健医療社会学会 2013
The Japanese Society of Health and Medical Sociology
Subjects
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ISSN1343-0203
2189-8642
DOI10.18918/jshms.23.2_26

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Summary:医療の質が問われる現在、がん医療現場でのチーム医療は必要不可欠であるが、実際には複数の専門職者間の連携・協働がうまく機能しないこともある。専門職者間の連携・協働を目指すチーム医療教育という視点から、神戸市看護大学大学院のがん看護専門看護師教育と6大学連携オンコロジーチーム養成プランによる教育に関して具体例を踏まえて紹介した。最後にがん看護専門看護師の養成を実践している教育の立場の意見として、看護実践から得た経験知やエビデンスを蓄積し自らの能力拡大を図り、新たな役割を開発し改革していくことが役割拡大につながるとの考えを述べた。
ISSN:1343-0203
2189-8642
DOI:10.18918/jshms.23.2_26