女子ウエイトリフティング選手がオリンピックメダル獲得に至った軌跡 〜 ロンドンオリンピックを事例にして

本報では、女子ウエイトリフティング競技オリンピックメダリストの事例に着目し、パフォーマンス、心、指導者との関係性から、オリンピックメダル獲得に至った経緯について報告する。対象者は、ロンドンオリンピック大会でメダルを獲得した選手と、そのコーチとした。分析は半構造化インタビューと、複線経路・等至性モデルを用いた。その結果、過緊張状態においてリラックスできる状態を作り出すことのできる態度が、国際大会でのメダル獲得の一要因となった可能性が示唆された。...

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Published inトレーニング指導 Vol. 6; no. 1; pp. 9 - 11
Main Authors 三須, 亜希子, 山口, 香, 土屋, 裕睦, 木村, 元彦, 守屋, 麻樹, 近藤, みどり, 田島, 幸雄, 三宅, 宏実
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本トレーニング指導学会 31.10.2023
Subjects
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ISSN2433-6742
2434-3307
DOI10.32171/jscicoachingtraining.6.1_9

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Summary:本報では、女子ウエイトリフティング競技オリンピックメダリストの事例に着目し、パフォーマンス、心、指導者との関係性から、オリンピックメダル獲得に至った経緯について報告する。対象者は、ロンドンオリンピック大会でメダルを獲得した選手と、そのコーチとした。分析は半構造化インタビューと、複線経路・等至性モデルを用いた。その結果、過緊張状態においてリラックスできる状態を作り出すことのできる態度が、国際大会でのメダル獲得の一要因となった可能性が示唆された。
ISSN:2433-6742
2434-3307
DOI:10.32171/jscicoachingtraining.6.1_9