薬剤師のNST活動における変革 NST薬剤師の目指すところは
2010年の診療報酬改定で、チーム医療、医療安全関連など多くの項目で薬剤師が関わるべき業務が示され、栄養サポートチーム加算の要件では、チームの中に栄養管理に係る専門的な知識・技能を有する専任の薬剤師が明記された。栄養療法を実践していく中、薬剤師が関わるべき業務は、1) 静脈・経腸栄養療法における処方支援、2) 栄養療法における適正使用、3) 薬剤管理指導業務と栄養管理の連携、であると考える。最良のアウトカムを示すために、私たち薬剤師は輸液・栄養剤に関する基礎知識ならびに病態把握の技能を習得し、問題解決のためのファーマシューティカルケアに取り組むことによって、栄養療法の一層の質の向上を目指してい...
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Published in | 静脈経腸栄養 Vol. 25; no. 6; pp. 1187 - 1191 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本静脈経腸栄養学会
2010
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1344-4980 1881-3623 |
DOI | 10.11244/jjspen.25.1187 |
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Summary: | 2010年の診療報酬改定で、チーム医療、医療安全関連など多くの項目で薬剤師が関わるべき業務が示され、栄養サポートチーム加算の要件では、チームの中に栄養管理に係る専門的な知識・技能を有する専任の薬剤師が明記された。栄養療法を実践していく中、薬剤師が関わるべき業務は、1) 静脈・経腸栄養療法における処方支援、2) 栄養療法における適正使用、3) 薬剤管理指導業務と栄養管理の連携、であると考える。最良のアウトカムを示すために、私たち薬剤師は輸液・栄養剤に関する基礎知識ならびに病態把握の技能を習得し、問題解決のためのファーマシューティカルケアに取り組むことによって、栄養療法の一層の質の向上を目指していかなければならない。. |
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ISSN: | 1344-4980 1881-3623 |
DOI: | 10.11244/jjspen.25.1187 |