表在食道癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) 導入の経験
表在食道癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術 (endoscopic submucosal dissection, ESD) の導入には,偶発症への懸念などから,慎重な配慮が必要と考えられる.われわれは,食道EMR等13病巣・胃ESD39病巣・胃EMR86病巣の経験の後に,食道外科医師の協力のもとで,表在食道病巣8例9病巣に対してESDを,安全に施行し得た.食道へのESDの導入には,術者および介助者の,胃におけるESDおよび食道におけるEMR等への一定の習熟が有用であった....
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          | Published in | 山口医学 Vol. 57; no. 5; pp. 159 - 164 | 
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| Main Authors | , , , , , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            山口大学医学会
    
        31.10.2008
     | 
| Subjects | |
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| ISSN | 0513-1731 1880-4462  | 
| DOI | 10.2342/ymj.57.159 | 
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| Summary: | 表在食道癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術 (endoscopic submucosal dissection, ESD) の導入には,偶発症への懸念などから,慎重な配慮が必要と考えられる.われわれは,食道EMR等13病巣・胃ESD39病巣・胃EMR86病巣の経験の後に,食道外科医師の協力のもとで,表在食道病巣8例9病巣に対してESDを,安全に施行し得た.食道へのESDの導入には,術者および介助者の,胃におけるESDおよび食道におけるEMR等への一定の習熟が有用であった. | 
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| ISSN: | 0513-1731 1880-4462  | 
| DOI: | 10.2342/ymj.57.159 |