大雪に伴う道路通行止め実施時の交通マネジメント
近年、記録的な大雪により大規模な車両滞留が発生し、通行止め解除や滞留車両の救出が長期化するケースが多発した。近畿地方整備局では、人命最優先の方針の下、2021(令和3)年度より幹線道路上の大規模な車両滞留を徹底的に回避することを基本的な考え方として、高速道路と並行国道の同時通行止め、事前広報などの取り組みを行っている。本報告では、過去発生した大雪による通行止め実施時において、交通動向を車種や車籍地別に分析し、通行止め区間の考え方、広報の内容やターゲットなど、大雪時の交通マネジメントの在り方についてとりまとめ、報告する。...
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| Published in | IATSS Review(国際交通安全学会誌) Vol. 50; no. 1; pp. 22 - 28 |
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
公益財団法人 国際交通安全学会
30.06.2025
|
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0386-1104 2433-4537 |
| DOI | 10.24572/iatssreview.50.1_22 |
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| Summary: | 近年、記録的な大雪により大規模な車両滞留が発生し、通行止め解除や滞留車両の救出が長期化するケースが多発した。近畿地方整備局では、人命最優先の方針の下、2021(令和3)年度より幹線道路上の大規模な車両滞留を徹底的に回避することを基本的な考え方として、高速道路と並行国道の同時通行止め、事前広報などの取り組みを行っている。本報告では、過去発生した大雪による通行止め実施時において、交通動向を車種や車籍地別に分析し、通行止め区間の考え方、広報の内容やターゲットなど、大雪時の交通マネジメントの在り方についてとりまとめ、報告する。 |
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| ISSN: | 0386-1104 2433-4537 |
| DOI: | 10.24572/iatssreview.50.1_22 |