超スマート社会(Society5.0)実現に向けて:CPS/IoTとその後

IoT(Internet of Things)とCPS(Cyber Physical Systems)は共に,物理的な世界とサイバー空間とを融合させることで,世の中に新しい価値を生み出す。本記事では,まず,IoTとCPSに関して,国内外の企業や政府等における具体的な事例を紹介する。次に,第5期科学技術基本計画において,その実践が提唱された「超スマート社会」(Society 5.0)と,その実現に向けたプラットフォームの概要について述べる。さらに,その基盤となる技術の体系化を行い,CRDS(研究開発戦略センター)が作成した研究開発の俯瞰報告書を踏まえて,今後の研究開発課題について述べる。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inJournal of information processing and management Vol. 60; no. 5; pp. 325 - 334
Main Authors 高島, 洋典, 木村, 康則, 山田, 直史
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published Tokyo 国立研究開発法人 科学技術振興機構 01.01.2017
Japan Science and Technology Agency
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN0021-7298
1347-1597
DOI10.1241/johokanri.60.325

Cover

More Information
Summary:IoT(Internet of Things)とCPS(Cyber Physical Systems)は共に,物理的な世界とサイバー空間とを融合させることで,世の中に新しい価値を生み出す。本記事では,まず,IoTとCPSに関して,国内外の企業や政府等における具体的な事例を紹介する。次に,第5期科学技術基本計画において,その実践が提唱された「超スマート社会」(Society 5.0)と,その実現に向けたプラットフォームの概要について述べる。さらに,その基盤となる技術の体系化を行い,CRDS(研究開発戦略センター)が作成した研究開発の俯瞰報告書を踏まえて,今後の研究開発課題について述べる。
Bibliography:ObjectType-Article-1
SourceType-Scholarly Journals-1
ObjectType-Feature-2
content type line 14
ISSN:0021-7298
1347-1597
DOI:10.1241/johokanri.60.325