不確実性に耐える:オープンダイアローグがプライマリ・ケアにもたらす新たな可能性

オープンダイアローグは,「社交ネットワークの視点」や「不確実性への耐性」といった7つの原則に基づき,「ポリフォニー(多声性)」の状態を目指す対話的アプローチである.この手法は,フィンランドで精神疾患に対するアプローチとして始まったが,今後プライマリ・ケア領域でも大きな可能性を持つと考えられる.特に複雑性・不確実性の高いケースに対して有効性が期待される....

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Bibliographic Details
Published in日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol. 41; no. 3; pp. 129 - 132
Main Authors 塚原, 美穂子, 孫, 大輔
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 20.09.2018
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ISSN2185-2928
2187-2791
DOI10.14442/generalist.41.129

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Summary:オープンダイアローグは,「社交ネットワークの視点」や「不確実性への耐性」といった7つの原則に基づき,「ポリフォニー(多声性)」の状態を目指す対話的アプローチである.この手法は,フィンランドで精神疾患に対するアプローチとして始まったが,今後プライマリ・ケア領域でも大きな可能性を持つと考えられる.特に複雑性・不確実性の高いケースに対して有効性が期待される.
ISSN:2185-2928
2187-2791
DOI:10.14442/generalist.41.129