内視鏡的十二指腸乳頭括約筋切開術の検討

過去6年間に経験したEST50症例について, 適応の問題や切開不成功例, 排石不成功例, 合併症に関する教室の考え方と工夫について検討した. 成績: 切開成功例は, 50例中49例 (98%) であり切開回数は70回であった.結石除去率は89.6%, 合併症3例 (6%), 死亡率0であった.またESTのカテーテル挿入を容易にするための誘導チューブの使用は有意義なものがあり, またESTに先がけて行ったPTCDは減黄, 減圧の意味から, 効果大であった....

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Published in日本消化器外科学会雑誌 Vol. 16; no. 5; pp. 874 - 878
Main Authors 炭山, 嘉伸, 鈴木, 茂, 宅間, 哲雄, 鶴見, 清彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本消化器外科学会 1983
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ISSN0386-9768
1348-9372
DOI10.5833/jjgs.16.874

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Summary:過去6年間に経験したEST50症例について, 適応の問題や切開不成功例, 排石不成功例, 合併症に関する教室の考え方と工夫について検討した. 成績: 切開成功例は, 50例中49例 (98%) であり切開回数は70回であった.結石除去率は89.6%, 合併症3例 (6%), 死亡率0であった.またESTのカテーテル挿入を容易にするための誘導チューブの使用は有意義なものがあり, またESTに先がけて行ったPTCDは減黄, 減圧の意味から, 効果大であった.
ISSN:0386-9768
1348-9372
DOI:10.5833/jjgs.16.874