等尺性肘屈曲筋力を用いた主観的強度における利き手と非利き手の比較
【目的】等尺性肘屈曲筋力値の最大随意収縮に対する比率(Percentage of Maximal Voluntary Contraction:以 下,%MVC)を求め,そこから Borg Scale(以下,BS)を用いて利き手と非利き手の比較,および BS と %MVC との対応について検討する。【方法】対象は17名(男性17名,平均年齢23.4±4.8歳)とした。測定は等尺性肘屈 曲筋力値にはハンドヘルドダイナモメーター,そして %MVC に対して BS を使用した。統計学的手法は 2 標本 ウィルコクソン検定および Spearman の相関係数を用いた。【結果】利き手と非利き手の BS に...
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          | Published in | 理学療法おかやま p. 1 | 
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| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人 岡山県理学療法士会
    
        27.02.2023
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| Subjects | |
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| ISSN | 0919-9829 2759-2111  | 
| DOI | 10.60364/opta.1 | 
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| Summary: | 【目的】等尺性肘屈曲筋力値の最大随意収縮に対する比率(Percentage of Maximal Voluntary Contraction:以 下,%MVC)を求め,そこから Borg Scale(以下,BS)を用いて利き手と非利き手の比較,および BS と %MVC との対応について検討する。【方法】対象は17名(男性17名,平均年齢23.4±4.8歳)とした。測定は等尺性肘屈 曲筋力値にはハンドヘルドダイナモメーター,そして %MVC に対して BS を使用した。統計学的手法は 2 標本 ウィルコクソン検定および Spearman の相関係数を用いた。【結果】利き手と非利き手の BS に有意な差は認め られなかった。BS と %MVC に正の相関が認められた(rs=0.91,p<0.01)。【結語】利き手と非利き手の BS に 差はないことが示された。それに加え,BS と %MVC には相関があり線形関係が示された。 | 
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| ISSN: | 0919-9829 2759-2111  | 
| DOI: | 10.60364/opta.1 |