理学療法研究における研究倫理

理学療法研究は,2014年12月に告示された人を対象とする医学系研究に関する倫理指針に基づき研究を行うが,時代とともに変化する社会情勢に対応するため,この倫理指針も個人情報保護法の改定に伴い,2017年2月に一部改正されている。侵襲と介入や,個人認識符号や要配慮個人情報等の用語の定義,インフォームド・コンセント等の手続きの見直し,利益相反などを考慮し,倫理審査のプロセスを確認し,研究計画を立案することが重要である。...

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Published in理学療法 - 臨床・研究・教育 Vol. 26; no. 1; pp. 72 - 77
Main Author 金村, 尚彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 埼玉県理学療法士会 2019
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ISSN1880-893X
1880-8948
DOI10.11350/ptcse.26.72

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Summary:理学療法研究は,2014年12月に告示された人を対象とする医学系研究に関する倫理指針に基づき研究を行うが,時代とともに変化する社会情勢に対応するため,この倫理指針も個人情報保護法の改定に伴い,2017年2月に一部改正されている。侵襲と介入や,個人認識符号や要配慮個人情報等の用語の定義,インフォームド・コンセント等の手続きの見直し,利益相反などを考慮し,倫理審査のプロセスを確認し,研究計画を立案することが重要である。
ISSN:1880-893X
1880-8948
DOI:10.11350/ptcse.26.72