偽腔開存型慢性B型解離性動脈瘤に対して二期的にTEVARおよびEVARと偽腔塞栓術を行った1例
偽腔開存型慢性B型解離性大動脈瘤は,将来的に下行大動脈や腹部大動脈の瘤化が問題となる。開胸手術困難例に対し,胸部ステントグラフト内挿術でエントリー閉鎖を行った後二期的に腹部偽腔内塞栓術およびステントグラフト内挿術でリエントリーを閉鎖した。偽腔内血流は血栓化・消失し,胸部下行大動脈外径と腹部大動脈外径の縮小を得た。...
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Published in | 脈管学 Vol. 58; no. 1; pp. 9 - 12 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本脈管学会
10.01.2018
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Subjects | |
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ISSN | 0387-1126 1880-8840 |
DOI | 10.7133/jca.17-00024 |
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Summary: | 偽腔開存型慢性B型解離性大動脈瘤は,将来的に下行大動脈や腹部大動脈の瘤化が問題となる。開胸手術困難例に対し,胸部ステントグラフト内挿術でエントリー閉鎖を行った後二期的に腹部偽腔内塞栓術およびステントグラフト内挿術でリエントリーを閉鎖した。偽腔内血流は血栓化・消失し,胸部下行大動脈外径と腹部大動脈外径の縮小を得た。 |
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ISSN: | 0387-1126 1880-8840 |
DOI: | 10.7133/jca.17-00024 |