系統色名カテゴリを用いた2色覚基点のカラーユニバーサルデザイン配色法の提案

色覚異常の混同色でない色で配色し,その後,色覚異常が混同する色の間で色を変更するというカラーユニバーサルデザインとなる新しい配色手法が提案されている.しかし,この方法には,いくつかの問題点があるため,実用化されるまでには至っていない.そこで,本研究では,このカラーユニバーサルデザイン配色手法における問題点を明確し,その解決方法を提案した.さらに,市販の配色カードを用い,色見本セットを試作し,実用化に至るひとつの道筋を示した....

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Bibliographic Details
Published in日本色彩学会誌 Vol. 42; no. 5; p. 209
Main Authors 須長, 正治, 桂, 重仁, 城戸, 今日子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本色彩学会 01.09.2018
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ISSN0389-9357
2189-552X
DOI10.15048/jcsaj.42.5_209

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Summary:色覚異常の混同色でない色で配色し,その後,色覚異常が混同する色の間で色を変更するというカラーユニバーサルデザインとなる新しい配色手法が提案されている.しかし,この方法には,いくつかの問題点があるため,実用化されるまでには至っていない.そこで,本研究では,このカラーユニバーサルデザイン配色手法における問題点を明確し,その解決方法を提案した.さらに,市販の配色カードを用い,色見本セットを試作し,実用化に至るひとつの道筋を示した.
ISSN:0389-9357
2189-552X
DOI:10.15048/jcsaj.42.5_209