オンライン環境におけるゲーム学習支援のためのパターン開発とワークショップ実践

本研究では、ゲーム学習を教育現場に導入する実践者を支援するツール作成の試みとして、オンライン環境でデジタルゲームをプレイする際の学習支援者の実践知を共有するためのパターンを作成した。デジタルゲームのオンライン学習塾にてゲーム学習の実践を行っている講師4 名を対象にインタビューを実施し、18 個からなる「ゲーム学習支援パターン」を試行的に開発した。開発したパターンを用いた対話型の実践知共有ワークショップを実施した。実施後のアンケートから、パターンを用いたワークショップは、ゲーム学習に関する実践知の共有や、講師同士で相互に経験則を交換しあうことに有効であることが確認された。...

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Bibliographic Details
Published inデジタルゲーム学研究 Vol. 16; no. 1; pp. 1 - 10
Main Authors 藤本, 徹, 財津, 康輔
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本デジタルゲーム学会 2023
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ISSN1882-0913
2434-4052
DOI10.9762/digraj.16.1_1

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Summary:本研究では、ゲーム学習を教育現場に導入する実践者を支援するツール作成の試みとして、オンライン環境でデジタルゲームをプレイする際の学習支援者の実践知を共有するためのパターンを作成した。デジタルゲームのオンライン学習塾にてゲーム学習の実践を行っている講師4 名を対象にインタビューを実施し、18 個からなる「ゲーム学習支援パターン」を試行的に開発した。開発したパターンを用いた対話型の実践知共有ワークショップを実施した。実施後のアンケートから、パターンを用いたワークショップは、ゲーム学習に関する実践知の共有や、講師同士で相互に経験則を交換しあうことに有効であることが確認された。
ISSN:1882-0913
2434-4052
DOI:10.9762/digraj.16.1_1