上腕骨内側上顆炎に対するPRP療法の治療およびMRI画像成績
【目的】上腕骨内側上顆炎に対するPRP 療法の臨床成績,MRI画像成績について報告する. 【対象と方法】上腕骨内側上顆炎に対してPRP療法を施行した5例を対象とした.評価はPRP療法施行前,施行後1,3,6,12ヵ月時の疼痛 (VAS),握力健側比,屈筋腱付着部のMRI像に関して調査した.MRIの評価は正常 (0),軽度 (1),中程度 (2),重度 (3)の4段階にて評価した. 【結果】PRP療法施行前,施行後1,3,6,12か月における平均VAS は78→68→50→35→20,平均握力健側比も75→83→89→93→95%と経時的に低下し,MRI評価も1.6→1.0→0.4→0.2→0....
Saved in:
| Published in | 日本肘関節学会雑誌 Vol. 29; no. 2; pp. 222 - 224 |
|---|---|
| Main Authors | , , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本肘関節学会
2022
|
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1349-7324 2434-2262 |
| DOI | 10.24810/jelbow.29.2_222 |
Cover
| Summary: | 【目的】上腕骨内側上顆炎に対するPRP 療法の臨床成績,MRI画像成績について報告する. 【対象と方法】上腕骨内側上顆炎に対してPRP療法を施行した5例を対象とした.評価はPRP療法施行前,施行後1,3,6,12ヵ月時の疼痛 (VAS),握力健側比,屈筋腱付着部のMRI像に関して調査した.MRIの評価は正常 (0),軽度 (1),中程度 (2),重度 (3)の4段階にて評価した. 【結果】PRP療法施行前,施行後1,3,6,12か月における平均VAS は78→68→50→35→20,平均握力健側比も75→83→89→93→95%と経時的に低下し,MRI評価も1.6→1.0→0.4→0.2→0.2と治療前と比べて改善した. 【考察】上腕骨内側上顆炎に対するPRP療法は臨床成績、画像成績共に良好であった. |
|---|---|
| ISSN: | 1349-7324 2434-2262 |
| DOI: | 10.24810/jelbow.29.2_222 |