化学吸収法によるCO2分離プロセスの最適運転方法の予測計算

化学吸収法によるCO2分離回収プロセスの運転方法について再生熱エネルギーが最小となる条件を探索した.熱エネルギー原単位と運転パラメータのCO2吸収率, 再生液ローディング, 蒸気供給熱量の関係を明らかにして, 最適値を計算した. 新吸収剤KS-1, KS-2についての計算結果は実験と良く一致して, CO2吸収率を90%以下 (72%と86%) に保って運転すれば省エネルギーであることが証明された....

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Published in化学工学論文集 Vol. 24; no. 1; pp. 1 - 4
Main Authors 三村, 富雄, 須田, 泰一朗, 光岡, 薫明, 薩美, 七朗, 飯島, 正樹
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 化学工学会 01.01.1998
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ISSN0386-216X
1349-9203
DOI10.1252/kakoronbunshu.24.1

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Summary:化学吸収法によるCO2分離回収プロセスの運転方法について再生熱エネルギーが最小となる条件を探索した.熱エネルギー原単位と運転パラメータのCO2吸収率, 再生液ローディング, 蒸気供給熱量の関係を明らかにして, 最適値を計算した. 新吸収剤KS-1, KS-2についての計算結果は実験と良く一致して, CO2吸収率を90%以下 (72%と86%) に保って運転すれば省エネルギーであることが証明された.
ISSN:0386-216X
1349-9203
DOI:10.1252/kakoronbunshu.24.1