光触媒材料開発のためのリートベルト法による結晶相解析精度の向上

近年、半導体光触媒材料は、様々な分野において用いられてきており、今後、さらなる応用が期待されている機能性材料の一つである。従来のチタンや亜鉛の酸化物以外にも光触媒機能を発現している材料物質が多数報告されており、結晶構造と光触媒材料の機能との関連性が非常に重要であると再認識されてきている。したがって、本研究では、高活性な光触媒材料開発に資するために、リートベルト解析法を用いる結晶相解析精度の向上を検討した。粉末X線回折法により取得したデータをリートベルト解析法により詳細に解析し、結晶相解析精度の向上を図った。...

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Published in科学・技術研究 Vol. 7; no. 2; pp. 113 - 118
Main Authors 勝又, 英之, 古川, 真衣, 立石, 一希, 金子, 聡, 森澤, 諭, 増山, 和晃
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 科学・技術研究会 2018
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ISSN2186-4942
2187-1590
DOI10.11425/sst.7.113

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Summary:近年、半導体光触媒材料は、様々な分野において用いられてきており、今後、さらなる応用が期待されている機能性材料の一つである。従来のチタンや亜鉛の酸化物以外にも光触媒機能を発現している材料物質が多数報告されており、結晶構造と光触媒材料の機能との関連性が非常に重要であると再認識されてきている。したがって、本研究では、高活性な光触媒材料開発に資するために、リートベルト解析法を用いる結晶相解析精度の向上を検討した。粉末X線回折法により取得したデータをリートベルト解析法により詳細に解析し、結晶相解析精度の向上を図った。
ISSN:2186-4942
2187-1590
DOI:10.11425/sst.7.113