手への輪ゴム装着が肩関節機能に与える影響

高校野球選手の手に輪ゴムを装着し、装着前後で肩関節の可動域と動かしやすさを比較した。対象は高校野球選手38名とした。装着前後において、左右肩関節伸展角度、左最大挙上値で有意な変化を認めた。肩関節の動かしやすさは、装着後に有意な増加が認められた。高校野球選手の手に輪ゴムを装着することで、肩関節の機能に変化を与える可能性が示唆された。...

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Published in人体科学 Vol. 31; no. 1; pp. 35 - 40
Main Authors 古島, 弘三, 小山, 浩司, 上野, 真由美, 高橋, 英司, 新津, あずさ, 足立, 和隆, 新納, 宗輔, 菅野, 好規, 小太刀, 友夏
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 人体科学会 15.08.2022
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ISSN0918-2489
2424-2314
DOI10.20788/jmbs.31.1_35

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Summary:高校野球選手の手に輪ゴムを装着し、装着前後で肩関節の可動域と動かしやすさを比較した。対象は高校野球選手38名とした。装着前後において、左右肩関節伸展角度、左最大挙上値で有意な変化を認めた。肩関節の動かしやすさは、装着後に有意な増加が認められた。高校野球選手の手に輪ゴムを装着することで、肩関節の機能に変化を与える可能性が示唆された。
ISSN:0918-2489
2424-2314
DOI:10.20788/jmbs.31.1_35