講義の意味に関する一私見
近年, 学生の気質が大きく変化したこととともに, 講義の内容が過重なものに変わるにつれて, 悪循環的に講義に対する学生あるいは教員による評価が低くなっているように思われる.単なる知識の伝達のためにはコンピュータを初めとする各種の機器に極力任せ, 口頭による講義では経験の豊かな教員による一期一会的色彩の濃い内容を語るような, 講義本来の長所を発揮するための内容および形式を取り戻すべきではないか....
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Published in | 医学教育 Vol. 27; no. 3; pp. 191 - 193 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本医学教育学会
25.06.1996
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0386-9644 2185-0453 |
DOI | 10.11307/mededjapan1970.27.191 |
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Summary: | 近年, 学生の気質が大きく変化したこととともに, 講義の内容が過重なものに変わるにつれて, 悪循環的に講義に対する学生あるいは教員による評価が低くなっているように思われる.単なる知識の伝達のためにはコンピュータを初めとする各種の機器に極力任せ, 口頭による講義では経験の豊かな教員による一期一会的色彩の濃い内容を語るような, 講義本来の長所を発揮するための内容および形式を取り戻すべきではないか. |
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ISSN: | 0386-9644 2185-0453 |
DOI: | 10.11307/mededjapan1970.27.191 |