臨床実習時に理学療法学生が抱く装具に関する困難感 ─テキストマイニングを用いた解析

【目的】臨床実習における装具の困難感を明らかにし、装具の留意点を見出すことで学内教育および臨床教育の一助とすることを目的とした。【対象者および方法】対象は、臨床実習を終えた専門学校の理学療法学生20名である。自由記述式質問紙を用いて、装具の困難感に関する調査を行った。【結果】臨床実習において、装具に関する困難感の要因となる項目を確認することができた。また、装具の経験が低いことも確認できた。【結論】理学療法学生が困難感を持たないよう、養成校は理学療法学生の能力に応じて臨床実習教育者に装具に関する見学や体験など、その内容を具体化して要望を出す必要がある。...

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Published in支援工学理学療法学会誌 Vol. 4; no. 1; pp. 26 - 31
Main Authors 山本, 裕晃, 宮原, 拓也, 善明, 雄太
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本支援工学理学療法学会 30.09.2024
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ISSN2436-6951
DOI10.57302/jatpt.4.1_26

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Summary:【目的】臨床実習における装具の困難感を明らかにし、装具の留意点を見出すことで学内教育および臨床教育の一助とすることを目的とした。【対象者および方法】対象は、臨床実習を終えた専門学校の理学療法学生20名である。自由記述式質問紙を用いて、装具の困難感に関する調査を行った。【結果】臨床実習において、装具に関する困難感の要因となる項目を確認することができた。また、装具の経験が低いことも確認できた。【結論】理学療法学生が困難感を持たないよう、養成校は理学療法学生の能力に応じて臨床実習教育者に装具に関する見学や体験など、その内容を具体化して要望を出す必要がある。
ISSN:2436-6951
DOI:10.57302/jatpt.4.1_26