ウロストーマ造設患者の面接調査

年々増加傾向にあるウロオストメイトに対する適切な指導を行うために,現在当院泌尿器科に通院中のオストメイト16名に対し,ストーマの管理,日常生活,経済面,精神面の問題点について面談調査を行った。  その結果,tubeless ureterocutaneostomy,ileal conduit 等カテーテル非使用群ではストーマの管理も適切で皮膚のトラブルもなく,日常生活においても特別問題はみられず,社会への参加も積極的であるが,カテーテル使用群では,生活上の不便,経費の増大,精神的不安が多くみられた。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本ストーマリハビリテーション研究会誌 Vol. 3; no. 1; pp. 3 - 6
Main Authors 片山, 喬, 吉田, 百合子, 寺田, 為義, 山田, 多香子, 吉井, 和美, 川田, やす子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会 1987
Online AccessGet full text
ISSN0912-0408
2759-7458
DOI10.32158/jssrs.3.1_3

Cover

More Information
Summary:年々増加傾向にあるウロオストメイトに対する適切な指導を行うために,現在当院泌尿器科に通院中のオストメイト16名に対し,ストーマの管理,日常生活,経済面,精神面の問題点について面談調査を行った。  その結果,tubeless ureterocutaneostomy,ileal conduit 等カテーテル非使用群ではストーマの管理も適切で皮膚のトラブルもなく,日常生活においても特別問題はみられず,社会への参加も積極的であるが,カテーテル使用群では,生活上の不便,経費の増大,精神的不安が多くみられた。
ISSN:0912-0408
2759-7458
DOI:10.32158/jssrs.3.1_3