Sparfloxacinに関する臨床的研究
新キノロン系合成抗菌剤, sparfloxacinを呼吸器感染症患者8例に投与し, 有効性ならびに安全性の検討を行った。8例中臨床効果を判定し得た慢性気管支炎1例, 気管支拡張症2例, 肺炎3例計6例の臨床効果は, 著効1例, 有効3例, やや有効2例で有効率は66, 7%であった。本剤投与に起因した自他覚的副作用は認められなかったが, 臨床検査値異常として赤血球数, ヘモグロビン, ヘマトクリットの軽度減少が1例に認められた。...
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| Published in | CHEMOTHERAPY Vol. 39; no. Supplement4; pp. 790 - 792 |
|---|---|
| Main Authors | , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
公益社団法人 日本化学療法学会
1991
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0009-3165 1884-5894 |
| DOI | 10.11250/chemotherapy1953.39.Supplement4_790 |
Cover
| Summary: | 新キノロン系合成抗菌剤, sparfloxacinを呼吸器感染症患者8例に投与し, 有効性ならびに安全性の検討を行った。8例中臨床効果を判定し得た慢性気管支炎1例, 気管支拡張症2例, 肺炎3例計6例の臨床効果は, 著効1例, 有効3例, やや有効2例で有効率は66, 7%であった。本剤投与に起因した自他覚的副作用は認められなかったが, 臨床検査値異常として赤血球数, ヘモグロビン, ヘマトクリットの軽度減少が1例に認められた。 |
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| ISSN: | 0009-3165 1884-5894 |
| DOI: | 10.11250/chemotherapy1953.39.Supplement4_790 |