外科領域におけるloracarbefの臨床的検討
新しいカルバセフェム系抗生剤であるloracarbefを外科領域感染症に投与し, 以下の成績を得た。本剤を痂1例, 蜂巣炎2例, 感染性粉瘤2例, 肛門周囲膿瘍1例の合計6例に使用した。投与方法は1回200mg1日2~3回とし, 投与期間は5~7日間であった。臨床効果は著効2例, 有効2例, やや有効1例, 無効1例であった。本剤によると思われる軽度の手指のしびれが1例にみられた。臨床検査値の異常は認められなかった。...
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| Published in | CHEMOTHERAPY Vol. 41; no. Supplement3; pp. 706 - 708 |
|---|---|
| Main Authors | , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
公益社団法人 日本化学療法学会
1993
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0009-3165 1884-5894 |
| DOI | 10.11250/chemotherapy1953.41.Supplement3_706 |
Cover
| Summary: | 新しいカルバセフェム系抗生剤であるloracarbefを外科領域感染症に投与し, 以下の成績を得た。本剤を痂1例, 蜂巣炎2例, 感染性粉瘤2例, 肛門周囲膿瘍1例の合計6例に使用した。投与方法は1回200mg1日2~3回とし, 投与期間は5~7日間であった。臨床効果は著効2例, 有効2例, やや有効1例, 無効1例であった。本剤によると思われる軽度の手指のしびれが1例にみられた。臨床検査値の異常は認められなかった。 |
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| ISSN: | 0009-3165 1884-5894 |
| DOI: | 10.11250/chemotherapy1953.41.Supplement3_706 |