免疫組織学的検討からみた乳腺アポクリン癌の特徴
1997年から2004年7月までに当科で手術を施行した乳腺アポクリン癌5例の免疫組織学的特徴を検討した. ER, PgR, HER2, GCDFP-15, CEA, p53の陽性率は順に0%, 20%, 0%, 100%, 60%, 80%であった.通常型乳癌と比較すると, ER, PgR, HER2は陽性率が低く, p53陽性率が高かった.通常型乳癌に比しER, PgR, HER2の陽性率が低く,術後療法の選択においてもこのことを十分考慮する必要がある....
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| Published in | 日本臨床外科学会雑誌 Vol. 66; no. 12; pp. 2899 - 2903 |
|---|---|
| Main Authors | , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本臨床外科学会
25.12.2005
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1345-2843 1882-5133 |
| DOI | 10.3919/jjsa.66.2899 |
Cover
| Summary: | 1997年から2004年7月までに当科で手術を施行した乳腺アポクリン癌5例の免疫組織学的特徴を検討した. ER, PgR, HER2, GCDFP-15, CEA, p53の陽性率は順に0%, 20%, 0%, 100%, 60%, 80%であった.通常型乳癌と比較すると, ER, PgR, HER2は陽性率が低く, p53陽性率が高かった.通常型乳癌に比しER, PgR, HER2の陽性率が低く,術後療法の選択においてもこのことを十分考慮する必要がある. |
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| ISSN: | 1345-2843 1882-5133 |
| DOI: | 10.3919/jjsa.66.2899 |