急性胆嚢炎様症状にて発症した結節性多発性動脈炎の1例

症例は52歳,男性.右季肋部の疝痛発作と褐色尿にて発症し,腎不全,胸膜炎,心膜炎, DICと多彩な病像を次々に呈した.腹部血管造影により結節性動脈炎(PN)と診断され,右季肋部の局所症状はPNによる胆嚢障害と考えられた.

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Published in日本内科学会雑誌 Vol. 84; no. 8; pp. 1322 - 1324
Main Authors 仲島, 信也, 植田, 正, 小畠, 昭重, 巽, 信之, 鈴木, 典子, 荒川, 哲男, 尾崎, 正一, 小林, 絢三
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 10.08.1995
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ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.84.1322

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Summary:症例は52歳,男性.右季肋部の疝痛発作と褐色尿にて発症し,腎不全,胸膜炎,心膜炎, DICと多彩な病像を次々に呈した.腹部血管造影により結節性動脈炎(PN)と診断され,右季肋部の局所症状はPNによる胆嚢障害と考えられた.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.84.1322