提示画面の輝度変化と画像内容による瞳孔面積変化

瞳孔面積変化によって映像の評価を行うためには, 瞳孔面積に対する輝度と映像への興味の度合いである精神活動の影響を調べ, 輝度の影響を分離することが必要である.本研究では, 輝度と精神活動が相互作用なくそれぞれ独立に瞳孔面積に影響を与えていることを確認し, この結果から, 提示パターンを見ている時の瞳孔面積から輝度の要因による瞳孔面積変化を分離し, 興味だけに基づく瞳孔面積変化を得ることができた....

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Published inテレビジョン学会誌 Vol. 44; no. 3; pp. 288 - 293
Main Authors 安池, 一貴, 清水, 康敬, 中山, 実
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 映像情報メディア学会 1990
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ISSN0386-6831
1884-9652
DOI10.3169/itej1978.44.288

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Summary:瞳孔面積変化によって映像の評価を行うためには, 瞳孔面積に対する輝度と映像への興味の度合いである精神活動の影響を調べ, 輝度の影響を分離することが必要である.本研究では, 輝度と精神活動が相互作用なくそれぞれ独立に瞳孔面積に影響を与えていることを確認し, この結果から, 提示パターンを見ている時の瞳孔面積から輝度の要因による瞳孔面積変化を分離し, 興味だけに基づく瞳孔面積変化を得ることができた.
ISSN:0386-6831
1884-9652
DOI:10.3169/itej1978.44.288