C型肝炎に対するIFN治療後10年経過観察例についての検討
IFN治療後10年経過観察した148例を対象に retrospective 検討した結果, CRではHCV RNAは全例10年間持続陰性であった. CRやICRでは組織学的, 生化学的にも明らかな改善を認め生命予後も良かったがPR, NRでは有意に累積発癌率は高く累積生存率は低かった. NRやPRでもIFN再投与を繰り返すことによって組織学的な改善や発癌率の抑制が期待でき生命予後の改善に繋がると考えられた....
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          | Published in | 肝臓 Vol. 45; no. 4; pp. 192 - 201 | 
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| Main Authors | , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人 日本肝臓学会
    
        25.04.2004
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 0451-4203 1881-3593  | 
| DOI | 10.2957/kanzo.45.192 | 
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| Summary: | IFN治療後10年経過観察した148例を対象に retrospective 検討した結果, CRではHCV RNAは全例10年間持続陰性であった. CRやICRでは組織学的, 生化学的にも明らかな改善を認め生命予後も良かったがPR, NRでは有意に累積発癌率は高く累積生存率は低かった. NRやPRでもIFN再投与を繰り返すことによって組織学的な改善や発癌率の抑制が期待でき生命予後の改善に繋がると考えられた. | 
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| ISSN: | 0451-4203 1881-3593  | 
| DOI: | 10.2957/kanzo.45.192 |