情報リテラシ授業における学生アンケートによる能力別クラス分けの検討

大学入学時における学生の情報リテラシの能力格差が指摘されており,その状況下で情報リテラシの授業を円滑かつ効果的に行っていくためには,学生の情報リテラシ能力に応じてクラス分けを行うことが考えられる.そこで,本論文では,情報リテラシ受講者を対象に情報教育およびコンピュータ利用に関する意識調査を行い,その結果をもとに能力別クラス分けの方法の提案とその評価,および,学生のクラス分けに関する意識について考察を行っている.提案した方法は学生アンケートにより簡単にクラス分け案を作成するもので,本案を机上で適用したところ,比較的良い結果が得られた....

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Published in日本教育工学会論文誌 Vol. 29; no. Suppl; pp. 225 - 228
Main Authors 清水, 大, 奥田, 隆史, 永井, 昌寛, 山口, 栄作
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本教育工学会 2006
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ISSN1349-8290
2189-6453
DOI10.15077/jjet.KJ00004286971

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Summary:大学入学時における学生の情報リテラシの能力格差が指摘されており,その状況下で情報リテラシの授業を円滑かつ効果的に行っていくためには,学生の情報リテラシ能力に応じてクラス分けを行うことが考えられる.そこで,本論文では,情報リテラシ受講者を対象に情報教育およびコンピュータ利用に関する意識調査を行い,その結果をもとに能力別クラス分けの方法の提案とその評価,および,学生のクラス分けに関する意識について考察を行っている.提案した方法は学生アンケートにより簡単にクラス分け案を作成するもので,本案を机上で適用したところ,比較的良い結果が得られた.
ISSN:1349-8290
2189-6453
DOI:10.15077/jjet.KJ00004286971