冠動脈硬化指数(CAI)の有用性について
冠動脈疾患発症の危険因子として高コレステロール血症があるが, 正常コレステロール血症でありながら異状脂質血症として冠動脈疾患と関連のある一群がある. これらの群を見逃さないために, TCに加えてHDL-CアポBおよびアポA-Iの4つのパラメーターから冠動脈硬化指数(Coronary Athe-rogenic Index: CAI)を求め, その有用性について述べた. 冠動脈硬化指数はTC/HDL-C×アポB/アポA-Iと定義した....
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Published in | 医療 Vol. 48; no. 2; pp. 92 - 95 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 国立医療学会
1994
国立医療学会 |
Subjects | |
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ISSN | 0021-1699 1884-8729 |
DOI | 10.11261/iryo1946.48.92 |
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Summary: | 冠動脈疾患発症の危険因子として高コレステロール血症があるが, 正常コレステロール血症でありながら異状脂質血症として冠動脈疾患と関連のある一群がある. これらの群を見逃さないために, TCに加えてHDL-CアポBおよびアポA-Iの4つのパラメーターから冠動脈硬化指数(Coronary Athe-rogenic Index: CAI)を求め, その有用性について述べた. 冠動脈硬化指数はTC/HDL-C×アポB/アポA-Iと定義した. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.48.92 |