大腸癌腹膜播種再発にともなう腸閉塞に対する治療方針について(栄養評価からの検討)
目的:大腸癌における腹膜播種再発による腸閉塞は,改善する見込みがほとんどなくその全身状態から手術適応についても迷うことも多い.方法:腸閉塞症例14症例の栄養指数(PNI:prognostic nutritional index)40以上と40未満の2群,手術施行例と非施行例の2群に分類し生存期間の比較検討を行った.結果:PNI:40以上であれば手術することにより120日以上の生存期間が得られる可能性が示唆された....
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| Published in | 日本大腸肛門病学会雑誌 Vol. 64; no. 5; pp. 328 - 331 |
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| Main Authors | , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本大腸肛門病学会
2011
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0047-1801 1882-9619 |
| DOI | 10.3862/jcoloproctology.64.328 |
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| Summary: | 目的:大腸癌における腹膜播種再発による腸閉塞は,改善する見込みがほとんどなくその全身状態から手術適応についても迷うことも多い.方法:腸閉塞症例14症例の栄養指数(PNI:prognostic nutritional index)40以上と40未満の2群,手術施行例と非施行例の2群に分類し生存期間の比較検討を行った.結果:PNI:40以上であれば手術することにより120日以上の生存期間が得られる可能性が示唆された. |
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| ISSN: | 0047-1801 1882-9619 |
| DOI: | 10.3862/jcoloproctology.64.328 |