Concentre Anti-Tache Nuitのソーラーシュミレーター光による遅延型色素沈着に対する美白効果の検討
新規美白剤であるConcentreAnti-Tache Nuit (Parfums Christian Dior) のソーラーシュミレーター光による遅延型色素沈着に対する美白効果を6週間の外用によって検討した. 被験者は12人の本邦健康人女性で, 被験部位は上腕内側を用い, 基剤塗布部位と非塗布部位を対照とした. 判定は3人の皮膚科医師の肉眼と写真による総合判定と色彩色差計のL*値によって行った. その結果, 本剤は12人中10人において非塗布部位に対して効果が認められた. また本剤はL*値において非塗布部位に対して有意に効果が認められた. 基剤も非塗布部位よりも効果は認められたが, L*値に...
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| Published in | 皮膚 Vol. 43; no. 1; pp. 5 - 9 |
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| Main Authors | , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | English Japanese |
| Published |
日本皮膚科学会大阪地方会
2001
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0018-1390 1884-541X |
| DOI | 10.11340/skinresearch1959.43.5 |
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| Summary: | 新規美白剤であるConcentreAnti-Tache Nuit (Parfums Christian Dior) のソーラーシュミレーター光による遅延型色素沈着に対する美白効果を6週間の外用によって検討した. 被験者は12人の本邦健康人女性で, 被験部位は上腕内側を用い, 基剤塗布部位と非塗布部位を対照とした. 判定は3人の皮膚科医師の肉眼と写真による総合判定と色彩色差計のL*値によって行った. その結果, 本剤は12人中10人において非塗布部位に対して効果が認められた. また本剤はL*値において非塗布部位に対して有意に効果が認められた. 基剤も非塗布部位よりも効果は認められたが, L*値においては有意な差は認められなかった. |
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| ISSN: | 0018-1390 1884-541X |
| DOI: | 10.11340/skinresearch1959.43.5 |