平均パワーとパルス幅が78 W,250 μsおよび100 W,600 μsの2機種によるホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)の治療成績と核出効果の比較検討
前立腺肥大症に対する外科的治療として,波長2,100 nmのHo:YAGレーザーを用いたホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)は,標準術式である経尿道的前立腺切除術(TURP)の代替治療として普及しつつある.本術式は低侵襲的で,TUR症候群の発症率や周術期の出血が少なく,また術後のカテーテル留置期間が短いため,入院期間の短縮が期待できる.今回78 W(パルス幅250 μs)と100 W(パルス幅600 μs)の平均パワーの違いによる治療成績を検討した....
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Published in | 日本レーザー医学会誌 Vol. 38; no. 4; pp. 421 - 430 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | English Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
2018
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Subjects | |
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ISSN | 0288-6200 1881-1639 |
DOI | 10.2530/jslsm.jslsm-38_0033 |
Cover
Summary: | 前立腺肥大症に対する外科的治療として,波長2,100 nmのHo:YAGレーザーを用いたホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)は,標準術式である経尿道的前立腺切除術(TURP)の代替治療として普及しつつある.本術式は低侵襲的で,TUR症候群の発症率や周術期の出血が少なく,また術後のカテーテル留置期間が短いため,入院期間の短縮が期待できる.今回78 W(パルス幅250 μs)と100 W(パルス幅600 μs)の平均パワーの違いによる治療成績を検討した. |
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ISSN: | 0288-6200 1881-1639 |
DOI: | 10.2530/jslsm.jslsm-38_0033 |