SUS304ステンレス鋼板の貫通評価式の開発

本研究の目的は、鋼板の貫通評価において従来使用されてきたBallistic Research Laboratory（BRL）式よりも一般的かつ高精度な貫通限界速度の評価式を開発することである。従来の貫通評価式を統一的に記述した後、フィッティングパラメータを含む式を提案した。SUS304鋼板の貫通試験結果および材料強度と破壊のひずみ速度依存性を考慮した有限要素解析の結果を用いて提案式のパラメータを決定し、BRL式よりも高精度な貫通評価式を開発した。...

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Published in日本計算工学会論文集 Vol. 2025; p. 20250008
Main Authors 三浦 直樹, 鈴木 一真, 山田 浩之, 辻 裕一, 熊谷 知久, 徳永 隼人, 川畑 友弥, 立山 耕平, 酒井 信介
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本計算工学会 07.08.2025
Subjects
Ballistic Limit Velocity
Finite Element Analysis
Perforation
Projectile
Steel Plate
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ISSN1347-8826
DOI10.11421/jsces.2025.20250008

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Summary:本研究の目的は、鋼板の貫通評価において従来使用されてきたBallistic Research Laboratory（BRL）式よりも一般的かつ高精度な貫通限界速度の評価式を開発することである。従来の貫通評価式を統一的に記述した後、フィッティングパラメータを含む式を提案した。SUS304鋼板の貫通試験結果および材料強度と破壊のひずみ速度依存性を考慮した有限要素解析の結果を用いて提案式のパラメータを決定し、BRL式よりも高精度な貫通評価式を開発した。
ISSN:1347-8826
DOI:10.11421/jsces.2025.20250008