2.認知症初期集中支援チームと地域包括支援センター:コーディネーションとネットワーキングという観点から

社会支援のコーディネーションとネットワーキングは,「認知症とともに暮らせる社会」を実現するための鍵概念である.認知症初期集中支援チームや地域包括支援センターの本来業務はコーディネーションとネットワーキングに他ならない.地域の特性に応じて,コーディネーションとネットワーキングのあり方を深化させ,現存する縦割りの事業を効果的に整理・統合していくことが,地域共生社会の実現をめざすこれからのわれわれの課題である....

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Published in日本老年医学会雑誌 Vol. 57; no. 1; pp. 22 - 27
Main Author 粟田, 主一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本老年医学会 25.01.2020
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ISSN0300-9173
DOI10.3143/geriatrics.57.22

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Summary:社会支援のコーディネーションとネットワーキングは,「認知症とともに暮らせる社会」を実現するための鍵概念である.認知症初期集中支援チームや地域包括支援センターの本来業務はコーディネーションとネットワーキングに他ならない.地域の特性に応じて,コーディネーションとネットワーキングのあり方を深化させ,現存する縦割りの事業を効果的に整理・統合していくことが,地域共生社会の実現をめざすこれからのわれわれの課題である.
ISSN:0300-9173
DOI:10.3143/geriatrics.57.22