住吉海岸におけるバーの長期変動について

侵食海岸である宮崎住吉海岸において2001年8月-2004年3月にかけてビデオモニタリングシステムによって取得されたインナーバー, アウターバーの位置データを解析し, それぞれのバーの移動特性を検討した. インナーバーの位置とバー観測時の4時間前の沖波波高との間には正の相関があり, 波高が大きいときには, その4時間後にインナーバーが沖に位置していた. 2001年8月-2002年5月までの期間, インナーバーは約4m/dayの速度で, 2002年8月-2004年1月の期間, アウターバーは約2m/dayの速度で南へ移動していた....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in海岸工学論文集 Vol. 51; pp. 521 - 525
Main Authors 栗山, 善昭, 鈴木, 高二朗
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 土木学会 2004
Online AccessGet full text
ISSN0916-7897
1884-8222
DOI10.2208/proce1989.51.521

Cover

More Information
Summary:侵食海岸である宮崎住吉海岸において2001年8月-2004年3月にかけてビデオモニタリングシステムによって取得されたインナーバー, アウターバーの位置データを解析し, それぞれのバーの移動特性を検討した. インナーバーの位置とバー観測時の4時間前の沖波波高との間には正の相関があり, 波高が大きいときには, その4時間後にインナーバーが沖に位置していた. 2001年8月-2002年5月までの期間, インナーバーは約4m/dayの速度で, 2002年8月-2004年1月の期間, アウターバーは約2m/dayの速度で南へ移動していた.
ISSN:0916-7897
1884-8222
DOI:10.2208/proce1989.51.521