亜鉛の可給態移行係数に関する研究
土壌中における亜鉛の可給態量の測定に関し, 種々の抽出剤を用いて検討を行った。65Znを土壌に添加後, 約60日後に抽出を行い, 抽出液中の比放射能値から可給態量を求めた。その結果, 土壌に添加した65Znの約25%は, 非可給態に変化すること, 土壌/溶液比: 1/10および24時間振とうの抽出条件で, EDTA溶液または0.1M塩酸により, 可給態亜鉛が抽出できること等が分かった。...
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Published in | RADIOISOTOPES Vol. 38; no. 4; pp. 190 - 195 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本アイソトープ協会
01.04.1989
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ISSN | 0033-8303 1884-4111 |
DOI | 10.3769/radioisotopes.38.4_190 |
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Summary: | 土壌中における亜鉛の可給態量の測定に関し, 種々の抽出剤を用いて検討を行った。65Znを土壌に添加後, 約60日後に抽出を行い, 抽出液中の比放射能値から可給態量を求めた。その結果, 土壌に添加した65Znの約25%は, 非可給態に変化すること, 土壌/溶液比: 1/10および24時間振とうの抽出条件で, EDTA溶液または0.1M塩酸により, 可給態亜鉛が抽出できること等が分かった。 |
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ISSN: | 0033-8303 1884-4111 |
DOI: | 10.3769/radioisotopes.38.4_190 |