ネコ免疫不全ウイルスに対する抗体調査

1966年から1989年にかけて東京近郊ならびに札幌で採取した保存ネコ血清439検体を用いて, ネコ免疫不全ウイルス(FIV)に対する抗体調査を行った. その結果, 1968年に採取した血清18検体中2検体からFIV特異抗体が検出された. また1968年以降の年次別FIV陽性率は0%から33.3%の間を変動し, 全体陽性率は45/439(10.3%)であった....

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Published in日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science) Vol. 52; no. 4; pp. 891 - 893
Main Authors 川口, 寧, 宮沢, 孝幸, 古谷, 哲也, 藤川, 勇治, 畔高, 政行, 見上, 彪, 遠矢, 幸伸, 高橋, 英司
Format Journal Article
LanguageEnglish
Japanese
Published 公益社団法人 日本獣医学会 1990
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ISSN0021-5295
1881-1442
DOI10.1292/jvms1939.52.891

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Summary:1966年から1989年にかけて東京近郊ならびに札幌で採取した保存ネコ血清439検体を用いて, ネコ免疫不全ウイルス(FIV)に対する抗体調査を行った. その結果, 1968年に採取した血清18検体中2検体からFIV特異抗体が検出された. また1968年以降の年次別FIV陽性率は0%から33.3%の間を変動し, 全体陽性率は45/439(10.3%)であった.
ISSN:0021-5295
1881-1442
DOI:10.1292/jvms1939.52.891