1.COPD診断のための肺機能検査

COPDの診断には気管支拡張薬投与後のスパイロメトリーで1秒率(FEV1/FVC)70%未満がCOPD診断の必要条件である.%1秒量(1秒量の予測値に対する比)によって,80%以上をI期(軽度),50%以上~80%未満をII期(中等度),30%以上~50%未満をIII期(高度),30%未満をIV期(きわめて高度)と分類する.COPDのガス交換機能の低下は,DLcoの測定により評価できる....

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Published in日本内科学会雑誌 Vol. 101; no. 6; pp. 1543 - 1548
Main Authors 井上, 譲, 平井, 良, 星野, 友昭
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 2012
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ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.101.1543

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Summary:COPDの診断には気管支拡張薬投与後のスパイロメトリーで1秒率(FEV1/FVC)70%未満がCOPD診断の必要条件である.%1秒量(1秒量の予測値に対する比)によって,80%以上をI期(軽度),50%以上~80%未満をII期(中等度),30%以上~50%未満をIII期(高度),30%未満をIV期(きわめて高度)と分類する.COPDのガス交換機能の低下は,DLcoの測定により評価できる.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.101.1543