慶應義塾大学医学メディアセンターにおける研修の一例 医学メディアセンターワンポイント研究会

慶應義塾大学医学メディアセンター(以下, 当センター)では, 1999年4月より, 職員のスキルアップを目的とした勉強会, 通称「ワンポイント研究会」を開始した. 3年目を迎える現在, 軌道に乗り始めたこの研究会について紹介したい. II. 「ワンポイント研究会」に至るまでの経緯 当センターにおける勉強会の発端は, 1955年頃から津田良成名誉教授(元当センター主任司書)が始めた「館員教育(in-service training)」に遡る. 有志職員が当番制で二次資料の紹介をし, その発表内容は, 後に刊行された当センターの雑誌「きたさと」に掲載されるまでになった. そのほかにも, 医学部教員...

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Published in医学図書館 Vol. 48; no. 1; pp. 26 - 29
Main Author 岡野, 純子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本医学図書館協会 20.03.2001
日本医学図書館協会
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ISSN0445-2429
1884-5622
DOI10.7142/igakutoshokan.48.26

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Summary:慶應義塾大学医学メディアセンター(以下, 当センター)では, 1999年4月より, 職員のスキルアップを目的とした勉強会, 通称「ワンポイント研究会」を開始した. 3年目を迎える現在, 軌道に乗り始めたこの研究会について紹介したい. II. 「ワンポイント研究会」に至るまでの経緯 当センターにおける勉強会の発端は, 1955年頃から津田良成名誉教授(元当センター主任司書)が始めた「館員教育(in-service training)」に遡る. 有志職員が当番制で二次資料の紹介をし, その発表内容は, 後に刊行された当センターの雑誌「きたさと」に掲載されるまでになった. そのほかにも, 医学部教員を講師に招いての授業や, 医学部講義の聴講なども行っていた. しかし, この勉強会は1970年初めに中断. 1980年代になって, 「外国記事輪読会」として復活したが, 1990年6月の「研究会」が本格的な再出発となった. これは, 基本的に月1回, 午後4時半から6時までという勤務時間外に, 図書館の2階にある第一会議室で行われる自主参加の勉強会であった.
ISSN:0445-2429
1884-5622
DOI:10.7142/igakutoshokan.48.26