4.外科的冠血行再建:冠動脈バイパス術(CABG)の最新の現状

次世代の薬剤溶出性ステントの登場に伴い,経皮的冠動脈インターベンションの適応は広がる一方,冠動脈バイパス術(coronary artery bypass grafting:CABG)の適応となる症例は減少すると共に,多枝病変や多くの合併症を有する,重症例の占める割合が増している.本稿では,最新のガイドラインや臨床試験の結果を踏まえ,CABGの現状について概説する....

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Bibliographic Details
Published in日本内科学会雑誌 Vol. 110; no. 2; pp. 240 - 246
Main Authors 福井, 寿啓, 西川, 幸作
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 10.02.2021
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ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.110.240

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Summary:次世代の薬剤溶出性ステントの登場に伴い,経皮的冠動脈インターベンションの適応は広がる一方,冠動脈バイパス術(coronary artery bypass grafting:CABG)の適応となる症例は減少すると共に,多枝病変や多くの合併症を有する,重症例の占める割合が増している.本稿では,最新のガイドラインや臨床試験の結果を踏まえ,CABGの現状について概説する.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.110.240