1.幼若血小板(網血小板)とトロンボポエチン
血小板減少症の病態鑑別は臨床上重要である.骨髄における血小板造血を間接的に知る指標として網血小板測定が報告され,近年多項目自動血球分析装置を用いて幼若血小板比率(immature platelet fraction:以下IPF)として全自動で測定可能となった.またトロンボポエチンは巨核球・血小板造血を促進する液性因子であり,トロンボポエチンによる血小板造血機構の制御が明らかになるとともに医薬品への応用が進んでいる....
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          | Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 98; no. 7; pp. 1575 - 1579 | 
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| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人 日本内科学会
    
        2009
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 0021-5384 1883-2083  | 
| DOI | 10.2169/naika.98.1575 | 
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| Summary: | 血小板減少症の病態鑑別は臨床上重要である.骨髄における血小板造血を間接的に知る指標として網血小板測定が報告され,近年多項目自動血球分析装置を用いて幼若血小板比率(immature platelet fraction:以下IPF)として全自動で測定可能となった.またトロンボポエチンは巨核球・血小板造血を促進する液性因子であり,トロンボポエチンによる血小板造血機構の制御が明らかになるとともに医薬品への応用が進んでいる. | 
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| ISSN: | 0021-5384 1883-2083  | 
| DOI: | 10.2169/naika.98.1575 |