I.奈良宣言2023と NAFLDの呼称変更
2023年6月に日本肝臓学会(JSH)は「奈良宣言2023」を発表し,米国肝臓病学会(AASLD),欧州肝臓学会(EASL),ラテンアメリカ肝疾患研究協会(ALEH)は「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の呼称変更に関する国際合意」を発表した.前者は近年増加傾向にある非ウイルス性肝疾患の早期発見を促すものであり,後者はNAFLDの名称を今後「MASLD」に統一することを宣言したものである....
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| Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 113; no. 1; pp. 10 - 15 |
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| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本内科学会
10.01.2024
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
| DOI | 10.2169/naika.113.10 |
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| Summary: | 2023年6月に日本肝臓学会(JSH)は「奈良宣言2023」を発表し,米国肝臓病学会(AASLD),欧州肝臓学会(EASL),ラテンアメリカ肝疾患研究協会(ALEH)は「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の呼称変更に関する国際合意」を発表した.前者は近年増加傾向にある非ウイルス性肝疾患の早期発見を促すものであり,後者はNAFLDの名称を今後「MASLD」に統一することを宣言したものである. |
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| ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
| DOI: | 10.2169/naika.113.10 |